プラスクロス

PLUS CROSS

フリーデスク会員

利用目的:利用者同士・インターン生との交流

「コワーキングとしての価値」やクリエイティブな空間と、運営に携わっている学生インターンの存在が入居の決め手

仙台プラスクロス 代表 社会事業研究家 山田 毅 様

■VISION
全てのマイノリティがメガネの様に違和感のない社会
■MISSION
イベントを通じたマイノリティの存在しない空間の創出

プラスクロス 代表 社会事業研究家 山田 毅

福祉やマイノリティに対するマイナスイメージを払拭したい

まずは、ご自身の事業内容についてお聞かせください。

フリーランスのイベンターとして、テクノロジーやデザインの要素を活用したイベント企画を実施しています。こういった活動を通してマイノリティという概念が存在しない空間を形成することを目指しています。
LGBTや高齢者、身体障害を持つ方々などマイノリティと呼ばれる方々などがマイノリティと言われています。マイノリティは社会的少数者、つまり数・割合が少ないということです。例えば、ぼくらが使う日本語は国内では98%の人が使いますが、世界では約3%しか使われていない。日本語ユーザーは国内ではマジョリティですが、海外に出ればマイノリティに変わる。
つまり、マイノリティという言葉は環境が生むものになります。それならば、マイノリティが存在しない環境・空間をイベント企画を通じてつくることができるということに気付きました。

こういった活動の背景には、『福祉やマイノリティに対するマイナスイメージを払拭したい』という想いがあります。
例えば、メガネは元々目が悪い人が使うものでありながら、今ではダテメガネのようなファッションアイテムとしての利用法まで生まれています。他にもたくさんの機能が備わっているメガネに対してマイナスイメージは全くと言って良いほど感じられません。
であれば車椅子や補聴器、さらには福祉というカテゴリ自体に対するイメージをポジティブなものに変える(≒”メガネ化する”)こともできるのではないかと私は考えています。

プラスクロス 代表 社会事業研究家 山田 毅

“福祉”との出会い。

山田さんのこれまでのキャリアについてお聞かせください。

仙台で生まれ育ち、大学進学を機に上京しました。
大学卒業後最初に就職したのは、自動車の部品を扱う商社だったので、福祉とは全く関わりがありませんでした。
最初の数年間は営業を担当していました。しかしある時、会社として自社製品を作る方針に代わり、商社型のビジネスからメーカー型のビジネスに転換したんです。そのタイミングで、海外での販売実績を持つ台湾のFreeRider社製品”Luggie”という折りたたみ式電気車椅子の新規事業担当者として販売を担いました。
これが私が福祉領域に携わった最初のきっかけです。

海外では高いデザイン性からすでにパーソナルモビリティとして高い人気を得ていたLuggieでしたが、日本ではなかなか 売り上げが伸びませんでした。
その原因について色々と調査をした結果、日本ではまだパーソナルモビリティの認知が得られておらず、市場そのものを開拓し広げていく必要性を実感しました。
そのためにまず私が取り組んだのが、車椅子そのものに対するマイナスイメージの払拭です。そもそも車椅子は足腰が悪い人が使うもの、というネガティブイメージが付きまとっており、Luggieのようなカラフルなデザインのものはなかなか理解が得られていませんでした。

そこで、障害者をはじめとするマイノリティや福祉そのものに対する「心のバリア」を取り除くため、2014年より毎年11月の一週間、渋谷ヒカリエを中心に開催を続けている展示会、『超福祉展』というイベントに出店することを決意しました。日本の流行の発信地である渋谷での試乗イベントなどを通して、Luggieのポジティブなイメージを宣伝したり、ファッションブランド SHIPsとコラボし、Luggieに座ったマネキンをショーウィンドーに置いてもらうなどの広報活動を実施しました。こういった努力が少しずつ実を結び、Luggieの売り上げを向上させることに成功しました。

その後、再び自動車部品を扱う部署に異動を命じられましたが、福祉に対する関心が強まっていたので退職を決めました。数年間は超福祉展のイベント企画を手伝っていましたが、マイノリティに対するネガティブイメージは地方の方が顕著だと感じて少しずつ地元仙台に軸足を移し、今に至ります。

福祉に関心を持つ“きっかけ”作りをしたい

なぜそこまで福祉やマイノリティに興味を持たれたのでしょうか。

もともと興味があった訳ではなく、仕事で関わっていく中でたくさんの人と出会って、やりがいを感じるようになりました。
私たちがやってる活動は非常にハードルは高く、難しいなと思う時も少なくありません。しかし、困っている人たちのために何かしら役に立ちたいと思っている人は多い分野だと思います。
だからこそ、そういう人たちにきっかけを与えられればと信じて活動しています。きっかけはイベントだとしても、最終的に福祉の重要性に気付いてくれれば嬉しいですよね。

また、活動しながら出会った人たちは本当に魅力的な人ばかりでした。今自分が楽しみながら生活できているのも、そういった人たちのおかげだと思います。今後ももっと福祉の魅力を伝えていきたいですね。

山田さんとenspaceのスタッフ

“コワーキング”だからこそ生まれる魅力的なコミュニティ

enspaceに入居されたきっかけはなんだったのでしょうか。

東京で働いている時期にもあるコワーキングスペースに入居していたのですが、そこでコワーキングスペースの可能性を強く感じましたね。背景の異なる社会人たちがあえて一緒の空間で働いているから生まれるコミュニティは、とても魅力的でした。また、そういった空間だからこそ、スキルをシェアし合う文化があって、仕事は違えども何かチームのような気がしていたんですよね。

そういった経験があったので、仙台に戻ると決めた時からコワーキングスペースを探していたところ、enspaceを見つけました。


入居の決め手はずばりどんなところでしたか。

先ほど申し上げたような「コワーキングとしての価値」やクリエイティブな空間は大きな決め手ですね。
あとは、運営に携わっている学生インターンの存在も決め手の一つです。仙台は学都仙台と呼ばれるほど大学・学生の多い地域ですが、enspaceの運営にはたくさんの学生がインターン生として携わっています。
若い人たちが元気に生き生きと活動していることは、一緒の空間にいるからこそすごくいい刺激になるのではないかと思い、入居を決めました。

スケジュールに合わせて自由な使い方ができる利便性

実際に利用されてみての感想はいかがですか。

私は、フリーランスなので普段は実家でも仕事をしているのですが、夜まで作業したい時の作業場や打ち合わせ場所としてenspaceを使っています。
enspaceは立地も良く、最寄り駅から徒歩10分ほどです。さらに24hいつでも利用できるのでそこは助かっていますね。
また、学生がいるからこそ新しいネットワーキングができる場所としての可能性も感じています。


最後にenspaceに対して、今後期待したいことが何かあればお願いします。

スキルシェア的な意味合いも含めて、利用者同士の交流はもっと増えていけばいいなと思います。
ただ、自分は成長過程を見るのがすごい好きなので、インターン生の企画が上がってくるのもすごく楽しみですね。学生らしい自由な発想で面白い企画をやってくれるんだろうという期待をしています。

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