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進出企業様の声

「広告+ITで、ココロをツナグ」

株式会社フルスピード
代表取締役社長 友松功一 氏

岐阜県出身。名古屋大学を卒業後、人材系ベンチャー企業へ就職。
その後、月に50億円を売り上げ、マーケティング責任者を務めたものの、インターネット広告業界に転職。未経験の分野で1からスタートし、代表取締役社長にまで上り詰めました。
株式会社フルスピードのサービスから友松社長自身の過去、そしてフィリピン、セブでの事業展開について聞いてみました。

ココロ∞テクノロジー

フルスピードではどのような事業を行なっているのですか?

簡単に説明すると、日本で広告・アドテク事業をやっている会社です。
セブではフルスピードテクノロジーという子会社がアドテクのシステム開発やバナー広告のシステム登録、入札などをメインに行なっています。

※アドテク:アドテクノロジーの略称で、インターネットを用いた広告技術のこと。
※バナー広告:インターネット広告のうち、画像やアニメーションによって表現する広告のこと。

具体的にどういったサービスなのですか?

企業のIPアドレスを利用して、バナー広告を選択的にA社のとあるパソコンに配信することができるサービスです。
弊社は企業のIPアドレスのデータベースと独自の技術を持っており、より効率よく広告を出せる事が弊社のサービスの強みです。(特許申請中)

なるほど!面白いですね。
そういったサービスを使うことで、どのような社会を目指しているんですか?

フルスピードグループのビジョン、コンセプトに「ココロ∞テクノロジー」というものがあります。∞を「ツナグ」と読むのですが、「ココロ∞テクノロジー」にはテクノロジーを使って、人と人・人とサービスを繋ぐ・無限大に大きくする、というような意味合いを込めているんです。
最終的にBtoB向けの広告サービスを使って事業を拡大していきたいと考えています。

わかりやすいところだと、数年前にSNSを作った事もあります。
今高校生の間で位置情報を共有できるアプリが流行っていると思うんですけど、それとほぼ同じものを作っていたんです。SNSでユーザーを集めて、直接広告を届けるようなものを作ろうとしたのですが、流行らせることができず失敗してしまいました。
失敗したので、あんまり言わないでもらえると…(笑)

社長への道のり

大学時代はどんな学生だったんですか?

当時の僕はコンサルティング会社に興味があり、実際に内定ももらっていたのですが、「自分で物を売ったこともないのに経営コンサルとかできるわけないだろ!」と親に言われ内定を辞退しました。その言葉に納得してしまったんです。

そのタイミングで、知り合いだった人材系ベンチャー企業の人事担当者から、強烈な口説きにあい人材系の派遣会社で社会人をスタートしました。
実際に入社すると「学歴糞食らえ」みたいな社風で、高学歴な人というだけで「お前仕事できんの?」とよくいじめられてましたね。僕は国立大学出身だったので「絶対に負けない」という気持ちだけで、ひたすら頑張りました。

今思い返すと、誰も知らない且つ学歴が全く関係ないところで自分が通用するのかどうか、勝負したいと思ったんでしょうね。

現在、弊社ではスタートアップのビジネスコンテストも開催しているのですが、今の大学生はプログラミングができたり、海外に行っていたり、ビジネスを自分で企画したり、本当にすごいと思いますよ。

すごい会社ですね。(笑)そこではどんな仕事を?

前職の派遣会社には採用向けのマーケティング活動と法人向けのマーケティング活動の2つがあって、僕は法人向けのマーケティングで、営業リストの作成やリスティング、企業向けのセミナーを行っていました。

エリアマネージャーをやっていた時は月の売り上げが50億円くらいで、最後は本社でマーケティングの責任者も担当させてもらいました。

どうして転職されたんですか?

会社が潰れてしまい、転職を余儀なくされました。

ただその時、ここまでやってこれたのって運かもしれないなと思ったんです。
僕は運よく出世できただけかもしれない、上司に恵まれただけかもしれないって。

そう思ったら、「じゃあ、もう一回一から始めて、本当に自分が世の中で通用する人間なのかどうか試したい」こう考えるようになりました。
そして、覚悟を決めてインターネット業界のフルスピードに入り、現在に至ります。

フルスピードではどんな仕事を?

最初は、営業を支援する業務を担当していました。
営業担当者の信頼を得るために、営業企画のデータ分析から営業管理システムの構築・ERPなど、できることは何でも行うスタンスです。(笑)
要件定義のやり方も勉強していたので、「僕これ 5分でできるんで、そのファイル送ってください」と営業担当者の困りごとをひたすら改善する業務に奔走していました。

そして、2.3年経ったある日、当時の社長に呼ばれ「友松、お前人材会社の出身だよね?インセンティブの制度設計って人事の要だよねー」ってニヤニヤしながら言われて、突然 人事部長をやることになりました。(笑)

人事業務の中には、なぜか社長秘書業務も組み込まれていたので、営業業務から、人事業務 兼 秘書業務を経て、数年後に社長に就任しました。

現在は、フルスピードグループ全体ではマーケティングセグメント、アドテクセグメント、アフィリエイトセグメントの大枠となる3セグメントとインキュベーション、管理本部があるのですが、僕は全体の責任者とマーケティングセグメント責任者とインキュベーションの責任者で、グループ間での連携やセグメント間での連携をメインに行っています。

※ERP:Enterprise Resource Planningの略称で、企業経営の資源要素を適切に分配、配置すること。
※要件定義:システム開発において、実装すべき機能や満たすべき性能を明確にすること。

社長の世界はどうですか?

昔は「社長が言ったからとりあえずやりましょう」とか「これ社長のせいってことで進めますね」とか、よくやってたんです。(笑)そうでもしないとみんな動いてくれなかったので。

上に相談するというステップがなくなって、全部自分の責任になるという点で、全然違う世界だと思いました。
そのため、今までとは視座や考え方が変わったというのが一番大きいですね。

セブに拠点を構えて

なぜ進出先としてセブを選んだのですか?

まず、”国内のエンジニアは人件費が高く、もう採用はできません”というのが前提としてあったため、人件費を抑えることができるベトナム、マニラ、セブのいずれかでエンジニアの採用をしようと決めました。

ベトナムの場合、英語を話せる人がそう多くないので、社内ではベトナム語でやりとりする必要が出てきます。しかし、ベトナム語を日本人が覚えるのってモチベーション上がらないですよね。逆に海外のITエンジニアが日本語を覚えるのも、これまたモチベーションは上がらない。

一方で、マニラ・セブは英語を話せる人が多いという利点があるんです。
であれば、日本人がモチベーション高く覚えられる英語が通じるフィリピンが進出先として適切だろうとなったわけです。
ただ、マニラには日系企業がすでに進出していたので、当時はまだ日系企業が少なかったセブに拠点を構える事に決めました。

実際のところセブはどうですか?

普通に東南アジアの都市だなという印象です。

フィリピン人は大卒であれば英語が話せるので、あとはプログラミングレベルを見て採用しています。

現在、セブではアドテクの開発とBPOを行なっており、フィリピン人のエンジニアが30名、フィリピン人の事務スタッフが20名という感じです。

セブに拠点を構えてどのようなメリットを感じていますか?

やっぱり、コストは半分くらい削減できていると思います。

あとは、一見関係ないように見えるんですけど、日本の新卒採用のレベルがかなり変わりました。多分グローバルっぽいというイメージがついたからだと思うのですが、留学経験がある人の応募がかなり増えましたね。
みんな「これからは、グローバルな時代だから、留学して経験積まなきゃ」と考える人たちなので、自走ができて優秀です。

日本側での採用が難しいからということで、フィリピンでエンジニアの採用をしたわけですが、結果的にそれが日本側での採用に良い影響を与えました。

僕たちは、enspace Cebuという新たなシェアオフィス・コワーキングスペースをセブに立ち上げるのですが、どういったところに期待していますか?

やっぱりコミュニティですね。1人で働くのは結構辛い。社内でも社外でも誰でもいいんで、ちょっと飲みにいくとかそういうことができればいいんじゃないかなと思います。

会社で「とりあえずお前海外行け」って言われる子いるじゃないですか。海外で1人きりで働くのがきつくて帰って来る子が多くいたので、そういったところのカバーですよね。
あとは、契約周りとかは上場企業だと特に面倒なんで進出支援とかがついてるといいと思います。

自分から変わる

これからの社会に求められる人材とはどんな人だと思いますか?

まず、英語を話せるというのが一つです。東南アジアの一定レベル以上の会社の経営者の方はどこの国の方でも英語が喋れるんです。
喋んなくてもやっていられるのは日本人の経営者くらいなんです。会社をやっていこうとか、何かやろうとかっていう時に絶対英語は必要だなと思います。エンジニアも英語が読めないと仕事ができません。特に、論文を読もうと思ったら英語ができなければいけませんよね。
その点で、英語で開発、運用ができるのはセブに進出して一番良かったことです。
結局のところ、自分が英語を覚えればいいんです。

他人を変えることの大変さに比べて自分を変えることはさほど大変ではないので、自分が変わることで自分で問題の解決ができるようになります。

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