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進出企業様の声

「施工案件50件を達成した工務店経営者が語るフィリピン事業のすゝめ」

Aloma Construction And Engineering Services
代表 木島 竜一氏

福岡県出身。45歳で脱サラし、リフォームや新築をプロデュースする工務店「住楽」を設立。
2013年にはじめてセブを訪れ、「Aloma Construction And Engineering Services」を設立。 セブに進出した日系企業の設計・施工を行っており、日本レベルの建築品質、施工の速さを提供しています。 今回はenspace Cebuの設計、施工を担当していただいた木島さんに、セブで事業を始めたきっかけから、フィリピン・セブの魅力まで聞いてみました。

セブで数少ない日系工務店

Aloma Construction And Engineering Servicesではどのような事業をされているのですか?

Aloma Construction And Engineering Servicesは、フィリピン、セブ島で建物の設計から施工までを一貫して行う工務店です。
セブ島には日本の旧財閥系建設会社も進出しているのですが、そこと合わせても日系の建設会社は2社しかありません。

Aloma Construction And Engineering Servicesでは主にどのような案件を手掛けているのですか?

これまでに、工場や、レストラン、語学学校を中心に50件以上の案件を手掛けてきました。
製造業者や、語学学校、IT企業をはじめ、多くの日本企業がセブ島に進出しており、弊社が請け負う案件の数はどんどん増えています。

セブでのビジネスは偶然から始まった

元々は福岡県北九州市で会社をされていたとのことですが、なぜセブに進出しようと思ったのですか?

7年前にセブで語学学校をやりたいという方にたまたまお会いし、声をかけていただいたのがきっかけで、それまで海外に進出するつもりはありませんでした。

僕自身、海外での仕事経験はなかったのでためらいましたが、「設計だけなら」と思い、設計図面を書いてお渡ししました。
しかし、「施工もやって欲しい」と言われてしまったため、どうにかしてフィリピン人の大工を見つけて施工を行いました。

その後、そのフィリピン人大工をゼネラルマネージャーにして、セブで今の会社を立ち上げました。

今思い返すと、本当に偶然だったと思います。(笑)

日系の建設会社と現地(セブ)の建設会社ではどのような点が異なりますか?

海外だと建築は芸術の分野に入ることが多いのですが、日本の場合は防災等の観点から科学の分野に入ることが多いです。
そのため、図面だけでは説明できないものや、日本語でしか説明できないものがあり、建築の感覚が日本人とフィリピン人とで異なることが多々あります。

また、日系の建設会社は日本語でのやりとりが可能なことも大きな違いです。

一方、日本人スタッフが多い会社は価格が高いことが多いです。
セブの旧財閥系建設会社も多くの日本人スタッフを雇っているため、価格はかなり高く設定されています。

弊社は僕以外のスタッフが全員フィリピン人なので、現地の建設会社と変わらない値段で日本人の案件をお引き受けすることが可能です。

職人文化から見る日本とフィリピンの違い

これまでセブで事業をされてきて、どんなことが大変でしたか?

人を動かすことですね。
フィリピン人の建設作業員は英語すら話せないことも多々ありますし、僕はビサヤ語が話せないので、とても大変です。
そのため、英語とビサヤ語を話せるスタッフを交えてコミュニケーションをとります。

また、内容によっては日本人が割り込むとややこしくなったりすることもあるので、状況を判断してフィリピン人にやりとりを任せることもあります。

日本では可能でもフィリピンでは難しいことは多々あり、内容によってはこちらが折れることがありますが、日本人のお客さんが多いので、譲れない部分はきちんと説得するという姿勢を貫いています。

フィリピン人と働いていて、日本人との違いは感じますか?

建設の世界でいうと、日本には、数十年に渡って現場で作業を行うことで、高い技術と専門知識を身に付けた「職人」と呼ばれる方々がいます。

一方、フィリピンには「職人」という概念がありません。

日本の職人は、社会的地位が認められていることもあり、プライドを持ってきちんと仕事をしてくれるのですが、フィリピン人に職人について説明すると「数十年も同じことをして何がいいの?」と言われてしまいます。
そのため、フィリピン人の建設作業員は高い技術や専門知識は持ちませんし、一時的な仕事として建設作業を行う人が多いのです。

こういった文化や社会構造の違いから生まれる責任感や知識、経験が日本人とフィリピン人の大きな違いだと感じています。

※ビサヤ語:フィリピン ビサヤ地方で話される言葉。セブ島はフィリピンのビサヤ地方に位置する。

セブはリゾート地、ビジネス街の2面性を持つ

弊社では、2020年、enspace Cebuというシェアオフィス・コワーキングスペースをセブ・ITパークに立ち上げますが、ビジネスの環境としてセブはどう思いますか?

昨今、働き方の多様化によって、シェアオフィス・コワーキングスペースは様々な場所に建てられるようになりました。
例えば、リゾート地というと、これまで休暇だけの利用だったのが、日本の福岡ではビーチ沿いにシェアオフィスを立てるのが流行っていたりします。

一方で、ビジネス街としての視点も欠かすことはできません。
情報や仲間を集める必要があるため、様々な企業や情報が集まる場所に拠点を置くことは自社の優位性につながります。

以上2つの視点で考えると、セブはリゾート地とビジネス街の2つの利点を叶える可能性を持っていると思います。

セブへの進出を検討している企業さんにメッセージをお願いします。

結局は、来てみないとわからないことや、やってみないとわからないこと、うまくいかないことだらけだと思います。
そんな時に大事なことはセブを好きになることだと思っています。

実は、セブに来て、セブを好きになる日本人は多いんです。

僕はITパークのような先進的な地域とバラック小屋が続くローカルな地域を同時にみられることがセブの魅力だと思っています。
まるで、シンガポールのビジネス街と東南アジアのスラム街が混ざったアジアの縮小版みたいで面白いんです。

ほかにも、タクシーで英語が通じることや、家賃、労働単価が非常に安いこともフィリピンの利点であり、海外進出の1歩目としてはとても敷居が低いのではないでしょうか。

住環境としても、ITパークは大型の商業施設や、コンドミニアムなどが増えているため、とても良いと思います。

僕自身、セブに来たのはたまたまでしたが、来てみると楽しいことが多いです。
ぜひみなさまもセブを訪れてみてはいかがでしょうか。

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